⭐️前回帝王切開

前回帝王切開を行っていると、縫合した子宮筋層部分は、子宮が大きくなるにつれ、伸びて薄くなっている可能性があります。
陣痛が来ると、薄くなった子宮の筋層が裂けてしまい、子宮破裂の危険性があります。母子ともに命に関わるため、陣痛が来る前に帝王切開を予定します。

⭐️骨盤位(こつばんい=さかご)

通常は、赤ちゃんはお母さんの子宮の中で頭を下にしています。
しかし、赤ちゃんの頭が上にした姿勢でいることを骨盤位(さかご)と言います。
骨盤位で自然分娩を行うと、大きな頭が最後に出るため、臍帯(さいたい=へその緒)が赤ちゃんの頭と産道に挟まれ、赤ちゃんに十分な酸素が届けられなくなります。安全面を配慮して、陣痛が来る前に、帝王切開を予定します。

⭐️児頭骨盤不均衡(じとうこつばんふきんこう)

赤ちゃんの頭がママの骨盤より大きい場合、骨盤の形に異常がある場合に、赤ちゃんの頭が産道を通り抜けられず、自然分娩が難しくなるために、帝王切開を選択します。

⭐️子宮筋腫

小さな子宮筋腫では、経腟分娩できることがほとんどです。
しかし、子宮筋腫の位置や大きさによって産道をふさぐような場合は、帝王切開を選択します。

⭐️前置胎盤(ぜんちたいばん)

胎盤が子宮口をふさいでいるために、赤ちゃんが出てこれないだけでなく、大量出血を来たします。原則として、輸血のリスクも高く、医療体制の整った総合病院へご紹介の上で、予定帝王切開をお勧めいたします。