妊娠37週以降はお産に向けた体の準備をしていきましょう。
赤ちゃんにも、もうすぐ会えます。
自分だけではなく、赤ちゃんのためにも取り組みましょう。
お産に向けての
準備の目的
もうすぐ赤ちゃんと対面できます。出産及び産後につながるので是非とも取り組んでみてください。ただし、痛みを伴ったり、異常を感じる場合には行わないようにしましょう。不安がある場合は担当医と相談しながら取り組んでみてください。
目的
・体力をつける
陣痛がきてから出産するまでに長時間にわたる場合があります。
とても体力が必要になって来ますので、できる限り体力をつけるようにしていきましょう。
・リラックスできるようにする
初めてのお産だと、不安なこともいっぱいだと思います。
ストレスを溜めないようにしていくために気分転換や産後の楽しいイメージを膨らませていきましょう。
・下腹部の筋力をつける
下腹部及び腹筋の筋力をつけてお産の際のいきみをコントロールできるようになります。
・下半身を柔らかくする
会陰部が硬いとお産の際に裂けやすくなります。柔らかくすることで、ある程度防げます。
また、股関節を柔らかくすることでお産時の体位をとりやすくできます。いきみの際のコントロールにもつながります。
・お乳の準備をする
乳腺の詰まりを防ぐことやホルモンの分泌を促すために母乳を促すことをしましょう。
スムーズなお産や母乳育児など産後育児に繋げやすくするために、次の内容をできれば取り組むようにしてください。
お産に向けての
体の準備内容
1.散歩をする:
お産は長丁場になることもあり、体力が必要になってきます。
日常的な軽い運動でお産における体力をつけていきましょう。
2.乳頭マッサージを行う:
良い陣痛につながったり、産後の母乳育児につなげやすくなります。
赤ちゃんのためにも乳頭マッサージを行っていきましょう。
3.股関節を柔らかくするストレッチ:
あぐらをかいて膝を上下に動かす形のストレッチをしていきましょう。
お産の際に股関節が柔らかいとスムーズなお産につながります。
4.会陰部のマッサージ:
出産時、会陰部は伸びます。そのため裂けてしまうことがあります。
裂けるのを防いだり、裂けても傷を小さくするために、日頃からマッサージをしておくと安心です。
無理せずに気持ちの上でリラックスして取り組むようにしてください。
もう少しで待望の赤ちゃんと対面できます。
不安も多いかもしれませんが、喜びの方が遥かに勝ると思います。
不安なことはスタッフに伝えていただければ、できる限りの対応及びアドバイスをさせていただきます。
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