婦人科
不育症(反復流産・習慣流産)ドック
次の妊娠を、少しでも安心して迎えるために。
不育症(反復流産・習慣流産)ドックとは
不育症とは、妊娠は成立するものの、流産や死産を繰り返す状態をいいます。
すでにお子さまがいる場合や、流産・死産が連続していない場合も、不育症に含まれます。
一般的には、
●流産を2回繰り返す「反復流産」
●流産を3回以上繰り返す「習慣流産」
を含みます。
●妊娠10週以降の流産や死産を1回でも経験した場合
不育症の代表的な原因の一つである抗リン脂質抗体症候群を認める可能性があります。
そのため、このような場合も不育症として考え、次回の妊娠に向けて検査や必要な治療を行うことが推奨されます。
次の妊娠に向けて、ご自身に関連するリスク因子がないかを確認し、必要な治療や妊娠管理について考えるための検査です。
このような方におすすめ
・初期の流産を複数回経験された方
・妊娠10週以降の流産・死産を1回でも経験された方
・重症妊娠高血圧症候群による早産や低出生体重児出産の既往がある方
・不妊治療中で、妊娠後の流産が心配な方
・次の妊娠に向けて、不育症のリスク因子を調べたい方
流産・死産の時期や経過によって、必要な検査は異なります。
これらの不安がある方は、不育症(反復流産・習慣流産)ドックをご検討下さい。
不育症の原因
不育症には、主に次のようなリスク因子が関係することがあります。
①抗リン脂質抗体症候群
②内分泌・代謝異常
③血液凝固異常
④子宮形態異常
⑤夫婦染色体異常
このうち、当院では①②③の項目について検査を行っています。
検査を行っても、明らかなリスク因子が見つからないこともあります。
また、検査で異常が認められても、それが流産の直接的な原因とは限らないため、これまでの妊娠経過と合わせて総合的に判断します。
不育症(反復流産・習慣流産)ドックセット
【来院回数・費用】
2回
(1回目 検査):19,800円(税込み・自費診療)
(2回目 検査結果、今後の方針):2,200円(税込み)(※疾病等が無い場合)
【内容】
・問診
・内診
・採血
①抗リン脂質抗体症候群検査
ループスアンチコアグラント
抗カルジオリピン抗体 IgG
抗カルジオリピン抗体 IgM
抗カルジオリピンβ₂グリコプロテインⅠ複合体抗体
②内分泌・代謝異常検査
甲状腺機能(Free T3、Free T4、TSH)
糖尿病検査(血糖、HbA1c)
③血液凝固異常検査
凝固機能(APTT、PT、フィブリノーゲン、アンチトロンビン活性)
凝固因子(第Ⅻ(12)因子)
抗凝固因子(プロテインS、プロテインC)
2回目の「検査結果、今後の方針」で、ご来院が難しい場合はオンラインによる検査結果(税込1,700円+オンラインシステム使用料)も可能です。
ご希望の方は受付までご連絡ください。
①抗リン脂質抗体症候群
抗リン脂質抗体症候群は、抗リン脂質抗体という自己抗体が原因となり、血栓症や流産・死産を引き起こす病気です。
検査項目
●抗リン脂質抗体
・ループスアンチコアグラント
・抗カルジオリピン抗体 IgG
・抗カルジオリピン抗体 IgM
・抗カルジオリピンβ₂グリコプロテインⅠ複合体抗体
これらの検査で異常値があっても、12週間以上あけて再検査を行い、再び陽性となることで初めて抗リン脂質抗体症候群と診断されます。
そのため、1回の検査のみでは診断は確定せず、再検査が必要です。
抗リン脂質抗体症候群と診断された場合には、次回妊娠時に低用量アスピリン療法およびヘパリン療法を行います。
②内分泌・代謝異常
以下の病気では流産のリスクが高くなることが知られています。
●甲状腺機能亢進症
●甲状腺機能低下症
●糖尿病
検査項目
●甲状腺機能
・Free T3
・Free T4
・TSH
●糖尿病検査
・血糖
・HbA1c
異常が認められた場合には、必要に応じて内科と連携し、治療を行います。
③血液凝固異常
妊娠中は、生理的に血液が固まりやすい状態になります。
さらに、生まれつき血液が固まりやすい体質(血栓性素因)がある場合には、胎盤内に血栓ができやすくなり、流産や死産の原因となることがあります。*1
*1:参照:日本産婦人科学会 1.リスク因子
代表的なものとして、
●第Ⅻ(12)因子欠乏症
●プロテインS欠乏症
●プロテインC欠乏症
があります。
検査項目
●凝固機能
・APTT
・PT(プロトロンビン時間)
・フィブリノーゲン
・アンチトロンビン活性
●凝固因子
・第Ⅻ(12)因子
●抗凝固因子
・プロテインS
・プロテインC
第Ⅻ因子、プロテインS、プロテインCなどの異常と不育症との関連については、現在も医学的な検討が続けられており、すべての方に一律に検査や治療が必要となるものではありません。
検査結果に異常が認められた場合は、これまでの妊娠経過や血栓症の既往などを確認し、必要に応じて血液内科などの専門医療機関へ紹介します。
注意事項
採血に伴い、まれに次のような症状が生じることがあります。
・出血が止まりにくい
・皮下出血・皮下血腫
・採血部位の痛みやしびれ
・神経への刺激による症状
・血管迷走神経反応による気分不良、めまい、失神
・消毒薬や固定テープによる皮膚症状
症状が生じた場合は、状態に応じて必要な処置を行います。
採血中に気分不良や痛み、しびれなどを感じた場合は、すぐにスタッフへお申し出ください。
予約方法
こちらのWeb予約より
「診療目的」は「不育症(習慣流産)ドック」または、「婦人科診察」を選んでご予約をお願いします。
結果を受け取る場合の「診療目的」は「不育症(習慣流産)ドック」または、「婦人科診察(再診)」を選んでご予約をお願いします。
※来院時に、受付で「不育症(習慣流産)ドックを希望している」旨をお伝えください。
ティアラウィメンズクリニック
院長 完山紘平
産婦人科専門医(日本産科婦人科学会 専門医)/医学博士/母体保護法指定医
婦人科
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20歳・結婚のライフステージの節目に、『ブライダルチェック』を受けてみませんか?妊娠して初めて異常が見つかる前に、『ブライダルチェック』をおすすめいたします。
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STI(性感染症)の多くは自覚症状が出ないことがあるため、気づかないうちに感染してしまいます 早期発見のための検査として、STI(性感染症)ドックをおすすめしております。
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不育症(反復流産・習慣流産)ドック
次の妊娠を、少しでも安心して迎えるために。繰り返す流産の不安に、次の一歩の手助けになれば幸いです。
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10代から初経を迎え、月経に関する悩みが中心となります。月経の量が多い、期間が長い、激しい月経痛により学校生活に支障をきたす場合は、鎮痛剤、漢方、止血剤、ピルによる治療方法があります。
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ステップ2 【20代~30代】
子宮の入口に発生する『子宮頸がん』は症状がないため、2年に1回 は『子宮頸がん検診』をおすすめいたします。
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ステップ3 【40代~50代】
女性は、仕事・子育て・夫婦関係のストレスにより、体調不良を訴えることがあります。 ホルモンバランスによる不正出血は『子宮体がん』と判別しにくく、診察する必要があります。
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ステップ4 【50代~】
閉経を迎えてからは、少量の不正出血でも心配になるものです。 『萎縮性腟炎』は、女性ホルモンの分泌で潤っていた腟粘膜が薄くなることにより起こる炎症で、出血しやすくなります。
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健康な男女が避妊せず性生活を続け、一定期間が過ぎても妊娠しない場合を『不妊症』と言います。検査結果から原因に応じて、体外受精ではなく体の負担が少ない方法から不妊治療を始めていきます。
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